どんな所にも口が軽い人が一人はいるものです。
信頼して打ち明けたことを軽々しく誰かに話されたら、とても傷つきますよね。
口が軽い人は、素直でコミュニティの中心になりたがりますが、相手の事情に配慮しない傾向にあります。
今回は口が軽い人の特徴や、接し方についてご紹介します。
それらを知ってうまく立ち回ることで、余計なトラブルを回避しましょう。
口が軽い人の特徴や行動5選!
まずは、口が軽い人の特徴や行動を見ていきましょう。
良くも悪くも素直
口が軽い人は素直で、思ったことや、見たり聞いたりしたことを自分の中に留めておくことができない傾向にあるようです。
話すことが好きで、盛り上げるのがうまいため、新しく得た情報をバンバン外に出してしまいます。
私の知人にも口が軽い人がいましたが、その人と二人でいた時に起こった出来事を、ものの数分後に皆が知っていたことがありました。
その時は、知人の口の軽さや、伝える早さに驚きました。
相手の事情を配慮しない
誰かと話していて「このことは誰にも言わないでほしい」と言われた場合、それなりの事情があるものです。
口
が軽い人は、それを配慮することが少ないでしょう。
その話を誰かに言うことで相手が困るとは考えません。
コミュニティの中心になりたがる
口が軽い人は、コミュニティの中心になるために、誰かの大切な話をネタとして使ってしまいがちです。
他の人が知らない話をすることで、周りから一目置かれると思っているからです。
そのため、最終的には周りから「この人は信用できない」と思われるでしょう。
私の知人も、談笑する場面などでよく中心になっていましたが、話してもいいのか心配になるようなことまで言っていました。
さすがに、周囲の人たちは「あの人に何か話したら、周りにオープンになってしまう」という認識でした。
社交的で顔が広い
一見フレンドリーで、誰とでもそれなりに付き合うことができるのも、口が軽い人の特徴です。
そのため顔が広く、属するコミュニティも多くなります。
ただし付き合いは浅く、しっかりとした関係性を築けていない場合もあるでしょう。
うわさ話や悪口にアンテナを張っている
口が軽い人は、うわさ話や悪口が好きで、そういう話をしている輪に入りたがる場合が多いようです。
しかも聞くだけでなく、他の場所で違う人たちに話したがります。
その際は、盛り上げようとして話を大きくするため、ちょっとした話が気付いたらとんでもないうわさ話になっているでしょう。
口が軽い人は普通の人とどう違う?
次に、口が軽い人とそうでない人の違いを見ていきましょう。
先のことを考えないかどうか
多くの場合、その行動をすることでこの先どうなるかを想像し、軽率な行動はとらないものです。
口が軽い人は、その場を盛り上げることを優先して、先のことを考えません。
そのため、言わない方が良いことまで話してしまい、後でツケが回ってくるでしょう。
悪口や秘密の話を言うことに抵抗がないかどうか
ほとんどの人は、誰かの悪口や秘密の話を言うことに後ろめたさを感じます。
ところが口が軽い人は、そういったことに何の抵抗もありません。
むしろ、話のネタとして軽く考えている場合もあるでしょう。
悪い情報ばかり話すかどうか
雑談する際は、悪い情報だけでなく、誰かが行った良いことや前向きなニュースも話題にあげるものです。
一方、口が軽い人は、悪い情報ばかりを話す傾向にあります。
悪意がある場合と、単に盛り上がればいいと思っている場合に分かれるでしょう。
口が軽い人が苦手 どうしたらよいのか?接し方は?
それでは、口が軽い人とのコミュニケーション方法を見ていきましょう。
話す内容や相槌に気を付ける
口が軽い人に話すことは、周囲に筒抜けであると考えておきましょう。
話す内容はもちろん、その人の言うことに対して、どんな相槌を打つのかにも注意が必要です。
口が軽い人は話を盛る傾向にあるため、悪口などに中途半端な相槌を打つと「あの人もこう言っていた」という形で周囲に広まる恐れがあります。
可能であれば注意する
もしも秘密の話を誰かに話されていることに気付いたら、注意するのも一つの方法です。
うまくいけば、自分の行動を振り返り、今後は改善されるかもしれません。
注意したこと自体も、面白おかしく広められる可能性があるなら、思い切って距離を置きましょう。
その人がいる雑談の輪に入らない
職場などで距離を置き辛い場合は、
その人がいる雑談の輪には入らないようにしましょう。
そうすることで、トラブルに巻き込まれる可能性を下げることができます。
不快な話を聞かなくて済むため、余計なストレスを抱え込むこともないでしょう。
まとめ
口が軽い人の特徴や行動は以下の五つです。
①良くも悪くも素直
②相手の事情を配慮しない
③コミュニティの中心になりたがる
④社交的で顔が広い
⑤うわさ話や悪口にアンテナを張っている
口が軽い人とそうでない人の違いは以下の三つです。
①先のことを考えないかどうか
②悪口や秘密の話を言うことに抵抗がないかどうか
③悪い情報ばかり話すかどうか
口が軽い人とのコミュニケーション方法は以下の三つです。
①話す内容や相槌に気を付ける
②可能であれば注意する
③その人がいる雑談の輪に入らない
様々なコミュニティに属するうえで、口が軽い人と関わるのを完全に避けることは難しいでしょう。
自分の中でうまく線を引いて、関係性が深くなりすぎないように注意したいですね。