口が堅い人の性格や特徴!普通の人との違いや接し方について

自分がAさんに話した内容が、もう他の人にも広まっている…。
あれ?この話が漏れているのって、私がBさんに話したから?

ドキッとした経験、あなたはありませんか。

そしてあなたが恐れていた結果になったとき、
きっとあなたは「口が堅い人になろう」と心に誓ったことでしょう。

私にも、同じ経験があります。

では、“口が堅い人”とはどのような性格や特徴があるのでしょう。

どうしたら“口が堅い人”になれるのでしょうか。
口が堅い人を目指すあなた、お読みいただき参考にしてください。



口が堅い人の特徴や行動5選!


“口が堅い”の意味をgoo国語辞書で検索してみると、次の意味が表示されます。
「言うべきでないことをむやみに他言しない」

口が堅い人とはそのような行動をとる人のことを指します。
あなたの周りに、“口が堅い人”と聞いて思い浮かぶ人はいますか?
その特徴や行動を詳しく見てきましょう。

意思が強い

口が堅い人の最大の特徴は、意思が強いことです。
秘密の話が喉元まで出ても、ぐっと耐えることができます。

自分がおかれている状況と、話の内容を考慮し、
言って後悔するか、言わずに耐えるか、判断できます。

相手の気持ちを考慮できる

人の秘密を、自分が話して(ばらして)しまうことで、
どれだけその人が傷つくか、その人に迷惑がかかるかを考慮することができます。

また、口が堅い人は、うっかり秘密を話してしまうことで、自分に対する信用を失うことも分かっています。
そのような自分にとっての危険を避けるためにも、口を堅くしている場合もあります。

真面目で責任感が強い

「絶対に秘密にしてね」と言われたならば、約束は守ります。
大変真面目で、自分の発言にも責任を持つので、適当な発言を嫌います。

一方で、近寄りがたい雰囲気や、口数の少ない印象も持たれがちで、
本心が見せない、何を考えているか分からない、と思われることもあります。 

人の悪口や噂話を口にしない

博報堂の調査によると、「友人からいろいろな相談をもちかけられる」人は、27.8%しかいないのです。(「生活定点」より、2020年)
https://seikatsusoken.jp/teiten/answer/798.html

もちろん、人の悪口や噂話をする人に、自らいろいろな相談をする人はいませんよね。

口の堅い人は、無責任な発言で人を傷つけることを嫌います。
もし周りでそのような話しが始まっても、聞き役に徹しています。

周囲のことに興味がない

面倒に巻き込まれたくない、他人のことは気にしない、という考えで口が堅い人もいます。
他人のことよりも、自分のスキルアップに時間を費やしたい。

そんな向上心の高い人もいるのです。

他人に無関心、と聞くと印象が悪いですが、
人の悪口を言って傷つけるよりも良いのではないでしょうか。



口が堅い人は普通の人とどう違う?

選ばれる存在である

桂木 栄一氏(プレジデント社書籍編集部部長兼書籍販売部長)は、ご自身の経験の中で、かねてから「口の堅い人ほど出世する」というテーマがあったと記しています。
https://business.nikkei.com/atcl/book/15/233582/100400030/

「口数少なく」「必要以上のことはほとんど話さない」のがエリートたちの共通の特徴で、取材がし辛かったと言うほどです。

出世する人はお喋りよりも、結果が求められていることが理由であるからだと、桂木氏は述べています。

これはビジネスだけではなく、普段の生活にも共通することです。

口の堅い人は、信頼度が高いので、重要な場面で選ばれる人であると言えます。
ビジネス以外の集団でも、リーダー的存在に選ばれることが多いでしょう。

必要とされる存在である

エン・ジャパンの「職場の人間関係意識調査」によると、職場に信頼できる人がいると、いない場合と比べて38ポイントも人間関係の満足度が高くなっていることが分かります。
また、どのような人が信頼できるか、という質問に、“責任感がある”
“陰口を言わない”などの、口が堅い人の特徴が挙げられています。

このように、口の堅い人は、集団に存在することで、その集団の人間関係が円滑になり、満足度が高まるので、必要とされる存在となります。

悩みをため込みやすい

信用される存在なだけに、秘密の相談を受けることも多いです。

その秘密を守るためにも、いつも気を張っていたり、時には悩むこともあります。
そんな様子は、周りに近寄りがたい雰囲気を与えるかもしれません。



口が堅い人を見習いたいがどうしたらよいのか?

口が軽いことを自覚する

自分は口が軽いことに気づき、それを修正したいと考えているならば、
それは大きな一歩です。

口が軽いことを自覚し、無意識な行動をなくすことで、同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。
すぐに結果は現れませんが、意識すれば、習慣となり、やがて口の堅い人になれるでしょう。

口を閉じる

口が堅い人になるために、口数を減らす必要はありません。

ただし、人の秘密や約束を話しそうになったら、ぐっと我慢して口を閉じましょう。

周りでそのような会話が始まったら、そっとその場を離れるか、もしくは聞き役に回りましょう。

常に先を想像する

自分が話すことによって、周りにどのような影響があるか、結果を意識しましょう。

自分の言葉の重さを自覚していると、人を傷つけることもなく、周囲から信頼される存在となります。

まとめ

口が堅い人は、意思が強く、相手の気持ちを考慮することができます。
また、真面目で責任感が強く、人の悪口や噂話を口にしません。
周囲のことに興味がない、という特徴もあります。

そんな口が堅い人は、普通の人と比べて、
選ばれる存在であり、必要とされる存在である一方で、
悩みをため込みやすい面もあります。

口が堅い人を見習うには、
まず、口が軽いことを自覚し、秘密を話したくなれば口を閉じましょう。
そして、常に先を想像しましょう。

私は、口が軽くて失敗した、という経験も必要だと思います。

その経験によって、同じ失敗を二度と繰り返したくない、と意識するからです。
口が堅い人はメリットの方が多いです。

この記事を読まれたあなたも、今から意識して、口の堅い人を目指しましょう。



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