話を盛る人の性格や特長・対処法や付き合い方についてわかりやすく説明

あなたの周りには「話を盛る人」はいますか?

話を盛る人とは、一つの事柄をより大きく、大げさに話したり、それによって自分に有利な状態に持っていこうとする人です。

また、特定の何かを隠すために別の事項を声高に伝えることもあるのです。

今回はそんな「話を盛る人」の行動や特徴、付き合い方について考えていきましょう。




話を盛る人の特徴や行動5選!

まずは話を盛る人の特徴や行動を見ていきましょう。

自己顕示欲が強い

自己顕示欲とは、周囲の人間から認められたいという欲求です。

さらに言うならば、自分が大きなことをして目立ちたい、目立って褒められたいという欲求なのです。

話を盛って自分のしたことをより大きく見せたり、話題の中心になりたいと思っています。

この自己顕示欲の強さは育った環境が原因であることがあります。

家族からの愛情が足りないと感じると、何かをして認めてもらいたいと思いながら育つのです。

自分が認められるために自然と話を盛る癖がついてしまうんですね。

人の上に立ちたいと思っている

いわゆる「優越感」を感じたいのです。

勉強であったり仕事であったり、状況は様々です。

周囲の人に「すごい!」「そんなの自分にはできない」などという反応をしてもらいたいのです。

なにかのきっかけで自信を無くした人が、話を盛って話して褒められることで自己肯定感につながる場合があります。

それはそれでいいのですが、それが続いてしまうと優越感に浸ることに慣れてしまいます。

そうなってしまうと虚言癖や妄言につながってしまうことがあるのです。

自分に自信がない場合もある

自分に自信がないために話を盛ることがあります。

大きい話題じゃないと認めてもらえないという感覚を持ってしまっているのです。

自分がやったことそのままを話しても好いてもらえない、嫌われてしまうという恐怖心があります。

その恐怖心から自分のことをより良く見せたい、本当の自分を隠したいという行動につながるのです。

ナルシストが多い

話を盛る人の中には自分大好きな人もいます。

自分の中で「とても有能な自分」が存在しているのです。

しかしその有能な自分と現実の自分が違う場合、その差を埋めようとして話を盛ってしまうのです。

有能な自分を演出するために話を盛り、見栄を張ります。

それによって作られる自分中心の世界が大好きなのです。

話を盛っている感覚はない

話を盛る人には、自分が話を盛っている感覚はありません。

理由は何であれ、話を盛ることが癖になっている場合が多いからです。

周囲が違和感を感じて指摘しても、さらに嘘を重ねてしまうことも……。



話を盛る人と普通の人との違いは

次に、話を盛る人とそうでない人との違いを見ていきましょう。

嘘の多いSNS

SNSは良くも悪くも匿名です。

そんなSNSは話を盛る人にとっては天国です。

暇で家に閉じこもっているのに「あー忙しい!」だったり。

飲み会で一次会で帰ってきてるのに「明け方までめっちゃ盛り上がった!」だったり。

ちなみに飲み会の話は知り合いの実話です。

一緒に飲んでいたメンツにはアカウントがバレてないと思っていたんでしょうね。

アイツ最後までいたっけ?なんて言われちゃうんですよ。

プライドが高い

とにかく自分が一番上、そして自分中心が大好きな話を盛る人。

見下されることは我慢できません。

なんとかしてマウントをとろうとします。

その結果、話を大きく盛ってしまうのです。

こういったことは小さな子にも見受けられます。

子供たちがお友達同士で揉めているのを見ると、こういったことから始まった揉め事が思った以上に多いのがわかります。

相手によって態度を変える

自分を良く見せるため、相手によって態度を変えてしまいます。

先輩や上司相手にはしおらしく、後輩や部下に対しては横柄な態度をとるのもこのタイプです。

うまくいけば世渡りはうまいのですが、一旦バレてしまうと周囲からの視線は一気に冷たくなってしまうのです。



話を盛る人との付き合い方は?

それでは、話を盛る人との付き合い方を見ていきましょう。

まずは話を盛る人であるかどうかを判断しましょう

話を盛る人は、必ずどこかにほころびが生じます。

話に一貫性があるかを気を付けて聞いていましょう。

なにか違和感があれば、その都度聞いてみてください。

実際の話であれば話に一貫性があり、きちんと時系列で説明してくれるはずです。

焦って嘘を重ねるようであれば、それは盛られた話であるということです。

あまり関わらず、相槌だけで済ませる

こういった人と関わりすぎると、常に相手の虚栄心を満たすために見下されることになります。

こちらの精神にもよくないので、あまり深くかかわらないことが一番です。

しかし学校や会社内にこういった人がいる場合は避けて通れないかと思います。

その場合、適当に相槌を打ち、適当に褒めておきましょう。

こうすることで相手の自己顕示欲を満たし、満足させることができます。

下手に絡まれずに済みますよ。

大切な人なら直接注意もアリ!

家族や友人など、大切な人であればストレートに注意してあげるのもありだと思います。

「そういうことしてると嫌われちゃうよ」「話を大きくしなくてもそのままで大丈夫だよ」など。

繰り返すことで少しずつ話を盛る癖はおさまっていくはずです。

まとめ

話を盛る人の特徴や行動は以下の五つです。

①自己顕示欲が強い

②人の上に立ちたいと思っている

③自分に自信がない場合もある

④ナルシストが多い

⑤話を盛っている感覚はない

話を盛る人とそうでない人との違いは以下の三つです。

①嘘の多いSNS

②プライドが高い

③相手によって態度を変える

話を盛る人との付き合い方は以下の三つです。

①まずは話を盛る人であるかどうかを判断しましょう

②あまり関わらず、相槌だけで済ませる

③大切な人なら直接注意もアリ!

話を盛る人は、育ってきた家庭環境や学校生活など、そうなってしまった理由は様々です。

なかにはエスカレートして虚言癖や妄言につながってしまっている人もいます。

大切な家族や友人であれば、真剣に向き合って相手の欲求を満たしてあげたり、
ストレートに注意して話を盛る癖をなくしていくのがいいかもしれません。

しかしそうではない場合、こちらの神経をすり減らしてしまうことにもなりますので、適度な距離感を保つのが最適です。

相手が自分にとってどういう立場になるのか、それを考えながらうまく付き合っていけたらいいですね!



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