買い物好きな人の性格や特徴!接し方について

買い物好きな人と聞いて、思い浮かぶのは誰ですか?
それは、あなた自身かもしれません。

あなたの周りにいる友達、パートナー、家族かもしれませんね。
次に、買い物好きと聞いて、思い浮かぶイメージはどうでしょう。

華やか、派手、楽しそう。
羨ましい、なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。

これらは、買い物好きな人に対する、良いイメージです。
反対に、負のイメージを抱く方もいるかもしれません。

周囲にいる買い物好きな人の、負のイメージにより、モヤモヤされている方のために。
今回は、買い物好きな人の特徴や行動、付き合い方についてお話しましょう。




買い物好きな人の特徴や行動5選!

買い物好きは、決して悪いわけではありません。

自分の使える範囲のお金で買い物ができていればいいのです。

他の出費を我慢して、好きな買い物をする人は、むしろメリハリのある上手なお金の使いです。

しかし、そのように行動できる人ばかりではありません。

買い物好きな人の特徴や行動について、5つあげてみました。

買い物をストレス発散にしている

学校で、家庭で、職場で溜まったストレスを、買い物することで発散する。

これが気分転換になり、次からも頑張れるならば、ひとつの手段になります。

しかし、使えるお金をオーバーして買い物をしてしまう場合は、良くありません。
使う予定のないものを、つい買ってしまう。

気がつけば身の周りに物が溢れ、そんな自分の行動に余計ストレスが溜まる。
悪循環に陥りがちな行動でもあります。

買い物の計画性がない

つい買ってしまう。衝動買いが、これに当てはまります。

「欲しい」と思ったら、どうしても入手したくなるのです。

恥ずかしながら、私自身もこれに当てはまります。
必要と思い込み、その時の家計状況を考えずに、即購入してしまいます。

しかし、その商品は、実はすぐ必要でなかったりするものだと後から気づくのです。

また、同じものを買ってしまう、というのも、計画性のなさから起こる行動です。
その時の気分やノリで買ってしまい、しかも何度も同じことを繰り返してしまうことがあります。

買い物が趣味になっている

趣味とは、「仕事や職業としてではなく、個人が楽しみにしている事柄を表す言葉」です。

また、株式会社アスマークが2021年5月に行った『趣味に関するアンケート調査』によると、
2014年女性の趣味の5位に「ショッピング13.8%」とあります。

2021年になると、「ショッピング」はランク外になっていますが、
買い物は、立派な趣味なのです。

http://www.stat.go.jp/info/today/162.html
そのため、時間だけでなく、お金も買い物に費やしてしまう場合があります。

買い物を通して自己肯定感を高める

買い物好きな人の中には、「買い物をすることでワンランク上の自分になれる」とイメージする人もいます。
イメージするのは自由ですし、そこで自分の気持ちを抑えられれば良いのです。

もしくは、使えるお金の準備があり、それを使って自分の願望を叶えられれば良いのです。

しかし、そこでとどまらず、高級なブランド店に出向いてしまう。

「大切なお客様」として扱ってもらえて、つい商品を買ってしまう。

また、それらを身に付けることで、周囲から羨望の眼差しを向けられることに満足感を覚えてしまうことがあります。

昭和大学医学部(東京都)精神科の大坪天平講師によると、
「買い物をすると気分が高揚し、女王様になったような快感を得る」
結果、その行動に落ち込む人がいるそうです。

その人は『強迫買い物症』という病気の疑いがある、と説明しています。

この病気は、女性の5~10%に見られ、20~30歳代の女性に多いとのことです。
https://www.asmarq.co.jp/data/mr201202_1shopping/

情報に流されやすい

総務省統計局の昨年度の統計によると、感染症がネットショッピングの普及を後押ししている、との結果が出ています。
http://www.stat.go.jp/info/today/162.html

また、高齢世帯でも、ネットショッピングが当たり前になっている、という結果もあります。

感染症による巣ごもり生活で、ネットショッピングや、
テレビショッピングを利用する人は確実に増えていることが分かります。

これら通販での買い物は、便利である反面、情報に影響されやすいという面があります。

実際、テレビショッピングで「これはおススメです!」なんて言われ続けたら、誰しも買いたくなってしまいます。

また、実店舗での買い物に比べ、どうしてもひとりで買い物の判断をせざるを得ない場合が多くなります。

そこで、買い物好きな人の中には、周りから止められることもありませんし、
つい購入ボタンをクリックしてしまう場合があるでしょう。

クレジット決済を利用するなど、お金を支払っている実感がないのも、ネットショッピングの怖い点です。

商品が届いてから、買ったことも忘れている、なんてこともあります。



買い物好きな人は普通の人とどう違う?

買い物好きな人と普通の人との違いはどんなことがあげられるのでしょう。

情報取集が得意

流行に敏感で、常に雑誌やインターネットで情報をチェックすることに積極的です。

2019年にはスマホ所有率も67.6%になり(総務省調べ)、外出先でも時間があれば情報収集できる時代です。

しかし、見て楽しむだけで終われば良いのですが、買い物好きな人は、そのまま購入してしまう場合があります。

それが続くと、負の行動に変わってしまうので注意が必要です。

忍耐力が少ない

買い物をしていて、欲しいものがあったとき。

普通の人ならば我慢できるものを、買い物好きな人はできない場合があります。
普通の人は、自分の意思でお金を使う人が多いです。

しかし、買い物好きな人は、流行っているから、つい何かにお金を使ってしまいます。

その“つい”が積み重なる前に、耐える力があれば、買い物が負の行動に変わることはありません。

自分に優しい

頑張った自分へのご褒美ってご存じですか。
特に女性に多いのですが、何かを頑張った自分を褒めるために、

ご褒美を自ら与えるのです。
Allaboutによると、1年間に1回以上、ご褒美を買う女性は、7割いることが分かりました。

その中で、2か月に1回以上、ご褒美を買ってしまう人は、流行のものを買ったり、衝動買いしてしまうという回答が出ています。

頑張った自分を、時に甘やかすことも必要ですが、
それを口実に、買い物の頻度を増やしてしまうのも、買い物好きな人の傾向です。
https://allabout.co.jp/gm/gc/13006/2/




買い物好きな人とつきあう方法とは?

買い物好きな人は、流行に敏感だったり、行動力があったりと、魅力的な点があります。

しかし、お金の範囲を超えると、自分の身を滅ぼしかねません。
それを止めるためにも、次のようなことをお勧めしてみましょう。

買い物以外の趣味を作る

前述の大坪天平講師は、
「日常生活では、自分で意識して買い物以外に興味を持つように心掛け、充実した時間を過ごすとよい。

それには、『視野を広く持つこと』」とアドバイスしています。

先に述べた忍耐力が高い人は、体自体が丈夫な人が多いそうです。
ウオーキングなどスポーツで、身体を鍛える趣味を見つけられるといいですね。

マイルールを作る

買い物に必要なお金やクレジットカードを、決めた分しか持ち歩かない。
お金を使わない日を決める、など、すぐにできそうなことから少しずつ、実行することをお勧めしましょう。

専門医に相談する

周囲のアドバイスでは改善が難しい場合は、専門医などに相談してみましょう。

いかがでしたでしょうか。
買い物好きな人でも、自分で計画性をもって行動していれば、安心できます。

しかし、そうでない場合、多くは精神的な要因が考えられます。

その人のために行動しようと考えているならば、ダメージが大きくなる前に、改善の方向に持っていけることをお勧めします。

何より、あなたも、買い物好きな人と一緒に出かけないこと。

人は、ほかの人の行動に影響を受けやすいためです。
自分の価値観をしっかり見定め、楽しくお買い物をしましょう。



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