食べ物の好き嫌いは誰にでもありますが、時には、びっくりするくらいそれが多い人がいますよね。

食べ物の好き嫌いが多い人は、一般的に子供っぽいイメージを持たれがちです。

けれども中には、一定の食べ物に対して悪い思い出があったり、味覚がとても敏感だったりと、
やむを得ない理由からそうなっている人もいます。

今回は、食べ物の好き嫌いが多い人の特徴や普通の人との違い、対処法についてご紹介します。
好き嫌いが多い人も少ない人も、心地良く過ごせるようなヒントをつかめるでしょう。

食べ物の好き嫌いが多い人の特徴や行動5選！

まずは、食べ物の好き嫌いが多い人の特徴や行動を見ていきましょう。

子供っぽくわがままな印象を持たれる

食べ物の好き嫌いが多い人の中には、嫌いな食材が出てきた時にあからさまに態度に出す人がいます。

それを注文した人や作った人が近くにいても、苦々しい顔をしたり、文句を言ったりとお構いなしです。

そんな人は、周囲の人に不快感を与えてしまいかねません。

その結果、「分別のつかない子供のようだ」「わがまま」と思われてしまうでしょう。

食わず嫌い

一度もそれを食べたことがないのに嫌いだと言う、いわゆる食わず嫌いの人も多くいます。

そういう人は、その食べ物に関して、ただ何となくいい印象がない場合が多く、
何かのきっかけがあって食べてみると、意外と好きになったりするでしょう。

一つの物を食べすぎて飽きた

一つの物を集中して食べすぎた結果、飽きたり嫌いになったりする人もいます。

お金が無くて一つの物でしのいだり、大好きで食べすぎたりと、その理由は様々です。

私の友人もこのタイプで、嫌いになったものがいくつかあります。
例えば、おせちに入っている伊達巻もその一つ。

友人は伊達巻が大好きで、あるお正月に家族の分の伊達巻まで一人でたいらげました。

すると食べ過ぎで気分が悪くなり、それ以来伊達巻が苦手になったそうです。

すごく好きな物も、少しだけ食べるからおいしく感じるのかもしれませんね。

嫌な気持ちになりたくない

食べ物の好き嫌いを周囲に伝える人の場合は、
嫌な気持ちになりたくないという理由の場合が多いようです。

意思表示をすることで、周囲の人がその人にそれを提供する機会が減る可能性があります。

嫌いな物に触れることを減らし、嫌な気持ちになる機会を少なくすることができるのです。

シンプルな理由と解決法ですが、やり方によっては逆に周囲の人を嫌な気持ちにさせてしまうでしょう。

味覚がとても敏感

食べ物の好き嫌いが多い人の中には、味覚が普通の人よりもかなり敏感な人もいるでしょう。

そういう人は、普通の人が感じないレベルの刺激も大きく感じます。

そのように体が受け付けない場合は、単純な好き嫌いの話ではなくなってしまいますが、
周囲の人たちからそれに気付いてもらうことは難しいかもしれません。

食べ物の好き嫌いが多い人は普通の人とどう違う？

次は、食べ物の好き嫌いが多い人とそうでない人の違いを見ていきましょう。

特定の食べ物に対して強烈な悪い思い出があるかどうか

多くの人は、食べ物に対する思い出はそれほど強くなく、よっぽどのことがなければ
好みは左右されません。

一方、食べ物の好き嫌いが多い人の中には、強烈な悪い思い出がある人がいます。

強いストレスを感じる場面でそれを食べたり、
それに異物が混入していたり、トラウマになりかねないレベルの思い出です。

好み・味覚が子供の時から変わらないかどうか

多くの人は、大人になるにつれて味覚が変化していき、食べ物の好みが変わります。

そのため、子供の時は苦手だった物が食べられるようになる人も多いものです。

食べ物の好き嫌いが多い人の中には、大人になっても子供の時と好みが変わらない人がいます。
そんな人は、子供の時に苦手だった物を克服するのが難しいでしょう。

好きな食べ物を食べ続けられるかどうか

多くの人は、好きな物でも一つの物ばかり食べ続けると飽きるため、いろいろな物をバランスよく食べます。

食べ物の好き嫌いが多い人の中には、好きな食べ物であれば、それがずっと続いても平気な人がいます。

食べられるものが少なくて大変かと思いきや、彼らなりに環境に適応しているのかもしれません。

食べ物の好き嫌いが多い人の対処法や克服法とは？

それでは、食べ物の好き嫌いが多い人の対処法や克服法を見ていきましょう。

食べ物の好き嫌いが多い人に店を選んでもらう

食べ物の好き嫌いが多い人と食事に行く際は、その人に店を決めてもらいましょう。

こちらは余計な気を遣わなくていいし、
その人も我慢しなくていいので、誰も嫌な気持ちになりません。

食べ物に対するこだわりが強い人が選ぶ店のため、何か面白い発見があるかもしれませんよ。

バイキングに行く

いろいろなジャンルの物が豊富に揃っているバイキングに行くのもいいでしょう。

たくさん種類があれば、すべて食べられないということはないはずです。
バイキングは一つの料理のサイズが小さいため、普段食べない物にもチャレンジしやすいのもいいですね。

まとめ

食べ物の好き嫌いが多い人の特徴や行動は以下の五つです。
①子供っぽくわがままな印象を持たれる
②食わず嫌い
③一つの物を食べすぎて飽きた
④嫌な気持ちになりたくない
⑤味覚がとても敏感

食べ物の好き嫌いが多い人と普通の人の違いは以下の三つです。
①特定の食べ物に対して強烈な悪い思い出があるかどうか
②好み・味覚が子供の時から変わらないかどうか
③好きな食べ物を食べ続けられるかどうか

食べ物の好き嫌いが多い人の対処法や克服法は以下の二つです。
①食べ物の好き嫌いが多い人に店を選んでもらう
②バイキングに行く

食べ物の好き嫌いはその人の体質や過ごした環境の影響が大きく、人によっては克服することが難しい場合もあります。
好き嫌いが多い人も少ない人も、お互いのことを思いやりつつ、楽しく食事ができるようにしたいですね。