ニヒルな人の性格や特長・該当する芸能人とは?

ニヒル、という言葉を聞いて思い浮かべるのはどんな人でしょうか?

特定の有名人だったり、またはアニメや漫画に出てくるキャラクターだったり。

実はニヒルとはラテン語から派生した英語で、意味は「虚無」なんです。

本来は、何にも感動することがない等、どちらかと言えば冷たいマイナスなイメージの言葉なのです。

日本では「かっこいい」「クール」というイメージで使われていますよね。

今回はそんな「ニヒル」と呼ばれる人の特徴や、他の人との違い、またニヒルなイメージのある有名人などを見ていきましょう!




ニヒルな人の特徴や行動5選!

まずはニヒルな人の特徴や行動を見ていきましょう。

影があり、クールに見える

何事にも関心がなく、楽しくはしゃいだりすることのないニヒルな人。

そのため、集団の中にいてもひとり暗く大人しくしていることが多いです。

本人にはそんな気はないのですが、誰とも親しくしないその暗さが、見る人によってはクールに感じるのです。

落ち着いて行動できる

何に対しても冷めた目で見ているニヒルな人は、感情的に物事を判断することはありません。

その落ち着きは普段の生活の中で常にわかるようなものではなく、咄嗟の時(自然災害や事故など)の素早い判断に現れます。

何にも関心がない分、やるべきことのみに集中している。

だからこそ咄嗟の時にも余計なことを考えずに動くことが出来るのです。

ニヒルな人が「落ち着いていて頼りになる」というイメージを持つ一因ですね。

自分語りをしない

ニヒルな人は、承認欲求があまりありません。

自分を見てほしい、認めてほしいという感情が乏しいため、自分を良く見せようと自分語りをすることがないのです。

かといって聞き上手なわけでもありません。

なにせ人のことに興味がありませんから。

そのため、人とコミュニケーションをとることを苦手としています。

常に冷静

基本的に生きていること自体にあまり意味を感じていないニヒルな人。

ですからやらなくてはいけないことがあると、他のことを一切考えずにそれを手早く片付けてしまいます。

勉強は効率的に、仕事は余分な残業をしないように。

冷静に自分の置かれている状況を整理することが出来るのです。

自分のやることだけを考えて没頭し、すぐに片づけて去ってしまうニヒルな人は、近寄りがたい雰囲気を醸し出しています。

普段の生活の中でお友達を作る、ということはまずありません。

熱中することがあまりない

夢中になれるものを見つけにくいニヒルな人。

誰かが何かに熱中していても、それを一緒に楽しもうという考えはありません。

どちらかというと、その熱中している人を遠くから冷めた目で見ていることが多いです。

決して熱中している人を馬鹿にしているわけではないのですが、見られているほうはあまりいい気分はしませんね。



ニヒルな人は普通の人とどう違う?

次に、ニヒルな人とそうでない人との違いを見ていきましょう。

笑い方に特徴あり

ニヒルな人は自分を良く見せたいという感情がないので、作り笑いをすることがありません。

そのため、傍から見ると笑い方が歪んでいることがあるのです。

仕事の付き合いや家族写真を撮るときなど、笑顔を作らなくてはいけないことがありますよね?

そういったときに自然な笑顔を作ることが出来ません。

口角は上げようとするのですが、片方だけしか上げられなかったり、口角を上げた分、目が不自然に半目になっていたり。

ニヒルな人が漫画やアニメで「片目を上げてかっこよく笑う」と描写されるのはこのためなんです。

意外と優しい

ここまでくると、ニヒルな人はひたすらマイナスイメージだけなのかと思いますね。

しかしニヒルな人は冷静に状況を分析する能力に長けているため、自分以外の人の考えを受け止めることも出来るんです。

たとえ自分とは違う意見でも「うん、なるほど」とすんなり受け入れて、そういう考えの人もいるんだと納得できます。

ですから意外とあっさり相手の立場に立ててしまうんですね。

一般的な「優しさ」とは少し違うかもしれません。

しかし相手にとっては自分の立場に立って考えてくれるニヒルな人は優しく頼もしく見えるのです。

やるべきことは完璧に

余計なことを考えずにやるべきことに没頭できるニヒルな人。

これで終わらせてしまおう、あとから余計な仕事をしたくない、と考えます。

そのため、仕事は真面目に完璧に、後々になって直したりしなくてもいいように片付けるのです。

その出来栄えはとても良く、しかも効率的に進めるので手早く終わります。

仕事をする上では理想的ですね。



ニヒルな芸能人は?

それでは、どんな人が「ニヒル」と呼ばれているのでしょうか?

実際の「ニヒルな人」を見ていきましょう。

藤原竜也さん

藤原さんがニヒルと言われるのは、おそらくニヒルな悪役が多かったからだと思われます。

例えば「デスノート」で演じた夜神月(やがみ・らいと)。

ニヒルな笑みを浮かべた悪役がハマって、悪役なのにファンが多かったですよね。

また「るろうに剣心」で演じた志々雄真実(ししお・まこと)もニヒルな悪役でした。

悪役なのにかっこよく魅せることが出来るのは、藤原さんの演技力あってこそでしょう!

ヒロシさん

ネガティブなネタで一躍有名になった芸人のヒロシさん。

明るく笑ったりバカ騒ぎをしたりするイメージはありません。

元々が人見知りで、会社員でもホストでも失敗してきたという過去があるため、どこか影を背負っている印象があります

しかし最近はひとりでキャンプを楽しんでいたりすることで有名なので、いざとなれば頼りになる人というイメージが出来ました。

そういったネガティブイメージと頼りになりそうな雰囲気を持ち合わせていることから「ニヒル」と呼ばれるようになったのでしょうね。

まとめ

ニヒルな人の特徴や行動は以下の五つです。

①影があり、クールに見える

②落ち着いて行動できる

③自分語りをしない

④常に冷静

⑤熱中することがあまりない

ニヒルな人とそうでない人との違いは以下の三つです。

①笑い方に特徴あり

②意外と優しい

③やるべきことは完璧に

ニヒルな芸能人は以下の2人です。

①藤原竜也さん

②ヒロシさん
ニヒルな人は常に冷静で落ち着いていますが、とっつきにくく近寄りがたいかもしれません。

しかし冷静な分、いざというときにはとっても頼りになるんです。

周囲にあまり興味がないので、こちらがひとりでいたいときに邪魔されることもありません。

付き合ってみると意外とラクチンなニヒルな人。

周囲にニヒルな人がいる方はぜひ、うまくコミュニケーションをとってみてくださいね!




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