話が回りくどい人の性格や特長・対処法について

話をするうえで何かと遠回しな表現ばかりをしたり、決定的な言葉を避けたりする人はどこにでもいますよね。

本人は良くても、話を聞いている側は次第に疲れてしまいます。
そんな人は周囲の人達にも「話が回りくどい人」として認知されているものです。

今回はそんな話が回りくどい人の特徴やコミュニケーション方法についてご紹介します。
それらを知って、無駄なストレスを抱えないようにしましょう。



話が回りくどい人の特徴や行動5選!

まずは話が回りくどい人の特徴や行動を見ていきましょう。

承認欲求が強い

話が回りくどい人は、話の中心になりたがる傾向があるようです。
承認欲求が強くて、相手に一目置いてもらうために話を盛ることもあります。
実際の自分がよく見えておらず、地に足を着けて努力をすることが苦手でしょう。

私の知人の話が回りくどい人は、少し話しかけるだけで、その三倍、四倍の情報を返してきました。
しかもいつの間にかその人の話にすり替わっていて、聞いているうちに何の話か分からなくなったものです。

分かりやすく伝えることに慣れていない

話が回りくどい人は、ちょっとした話をする時も、話す内容をまとめたり、優先度の高い情報から簡潔に伝えたりすることが少ないようです。
そのため、いざ大切な話をする時も、思いつくまま、とりとめもなく話してしまいます。
そういった人は、分かりやすく伝えるために、ある程度の慣れや訓練が必要でしょう。

相手がどう受け取るかを想像しない

どんな話し方をしたら、相手がどう受け取るかを想像できない、もしくは想像しないのも特徴の一つです。
そのため、脈絡なく話し始めることもしばしばあります。
自分の「話したい」という気持ちを最優先するため、時には相手が傷つくような内容を平気で口に出してしまうでしょう。

自分に自信がないため予防線を張る

話が回りくどい人の中には、自分に自信がないという人が多いようです。

何か反論されても言い訳ができるように、無意識に予防線を張ります。
その部分が長くなり、結果的に回りくどく感じさせてしまうのです。
そういった人は、周囲の人達から「この人は、こちらが何か言う前から言い訳ばかりする」と思われてしまうかもしれません。

人ときちんと向き合わない

話が回りくどい人は、自分は時間をかけて話すのにも関わらず、人の話はあまり真剣に聞いていないことが多いでしょう。
本人はうまく立ち回っているつもりでも、そういった部分は何となく察しがついてしまうもの。
「自分勝手な人だなあ」とあきれられていることも少なくないでしょう。

話が回りくどい人は普通の人とどう違う?

次は、話が回りくどい人とそうでない人の違いを見ていきましょう。

責任感がないかどうか

多くの場合、何か物事を動かす際は、関わっているうちに責任感が芽生え、それを全うしようとするものです。
一方、話が回りくどい人は、できれば責任を取りたくないと思う傾向にあります。
そのため「こうしたい」「この案でやろう」などの決定打となる発言をしません。

気持ちが先走るかどうか

多くの人は、話すことがまとまってから話し始めるため、落ち着いて伝えることができます。
話が回りくどい人は「早く話さなきゃ、伝えなきゃ」という気持ちが先走って、見切り発車で話し始めがちです。
そのため空回ってしまい、余計に話が長くなってしまうでしょう。

否定されることを恐れているかどうか

多くの場合、伝えたいことの筋が通っていれば、話が二転三転することはありません。
話が回りくどい人は、否定されることへの不安が大きく、相手の出方次第で意見をコロコロ変えてしまいます。
自分の本当に言いたいことを言えないことも多いでしょう。




話が回りくどい人への対処法

それでは、話が回りくどい人とのコミュニケーション方法について見ていきましょう。

無理に相手をしない

回りくどい話し方する人は、それが癖になっているため、なかなか治りません。
無理にどうにかしようとするのではなく、こちらの余裕がない時などは、そっと距離を取りましょう。
相手もきちんと話を聞いてくれる人に話したいでしょうから、こちらが離れれば、無理には話を続けないはずです。
余裕がある時だけ相手をするくらいの気楽な気持ちで付き合っていきましょう。

こまめに確認しながら聞く

どうしても話を聞く必要がある際は、話の途中で「それは〇〇ということだよね」などと確認しながら聞きましょう。
そうすることで、話の結論や、なぜその結論に至ったかなどが分かりやすくなります。
相手も自分の思考を整理でき、思ったよりも早く話が終わるかもしれません。

まとめ

話が回りくどい人の特徴や行動は以下の五つです。

①承認欲求が強い
②分かりやすく伝えることに慣れていない
③相手がどう受け取るかを想像しない
④自分に自信がないため予防線を張る
⑤人ときちんと向き合わない

話が回りくどい人とそうでない人の違いは以下の三つです。

①責任感がないかどうか
②気持ちが先走るかどうか
③否定されることを恐れているかどうか

話が回りくどい人とのコミュニケーション方法は以下の二つです。
①無理に相手をしない
②こまめに確認しながら聞く

話しが回りくどい人は、その自覚がないことが多いものです。
振り回されないように適当な対策を取りつつ、ストレスにならない距離感で接していきましょう。




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