高圧的な人の性格や特長や付き合い方について経験に基づいてわかりやすく説明

高圧的な人は自分の立場を利用して、人に圧力をかけて従わせようとします。

できればそんな人には会いたくないけれど、社会に出ると遭遇してしまうこともあるものです。

毎日のように顔を合わせて、その人との関係に疲れているという人もいるでしょう。

今回は、高圧的な人の特徴やコミュニケーション方法についてご紹介します。
特徴や対処法を知って、少しでもストレスを緩和していきましょう。



高圧的な人の特徴や行動5選!

まずは高圧的な人の特徴を見ていきましょう。

自力で周囲の環境を整えない

高圧的な人は、自分の落ち度で職場などの環境が整っていない場合も、それに気付くことがありません。

そういう人は、新人が分からないことを質問しても「自分で周りを見ながら考えろ」「察して動け」などと返しがちです。

それにストレスを感じて新人が辞めることになっても「ここに適応できない人が悪い」という発想になります。

私も以前の職場で、上司が放つそういった言葉や空気に苦しんだ経験があります。

自主性を養うべくそういった態度に出ている部分もあるというのは理解できますが、まずは何をすべきか考えるための知識を与える土壌は整えておいてほしかったですね。

自分にも他人にも厳しい

高圧的な人はプライドが高く、自分の理想を追い求めている人が多いようです。

そのうえ、周囲の人達にも完璧を求める傾向にあります。
自分が思うように物事が進まないと機嫌が悪くなり、人への接し方も厳しくなるでしょう。

自分に自信がない

実は自分に自信がないというのも特徴の一つでしょう。

高圧的な態度をとることで、周囲の人達にはもちろん、自分自身にも「自分は強い」と思い込ませたいのです。

人との関わり方に自信がなく、高圧的に振舞う以外の接し方が分かっていない場合もあります。

自分の苦い経験を若い世代にもさせたがる

高圧的な人は、これまで自分が経験してきたことを若い世代にもさせようとする傾向にあるようです。

いわゆる「根性論」で、心と体に必要以上の鞭を打つことで成長できると信じています。
また、自分よりも楽しそうに仕事をこなすことができる人への嫉妬や僻みがある場合もあるでしょう。

心に余裕がない

高圧的な人の中には、過度なストレスや心の不調を抱えている人もいます。

そのため、周囲の人達に対して余裕を持って接することができません。

自分よりも立場が弱い人に高圧的に接することでストレスを発散している人もいるでしょう。




高圧的な人は普通の人とどう違う?

次に、高圧的な人とそうでない人の違いを見ていきましょう。

自分の判断を過信するかどうか

多くの人は、何か判断をする際、自分の案よりも他の案が良い可能性もあると考えつつ動きます。

高圧的な人は、自分の判断が間違っているとは考えもしない人が多いようです。
自分の判断を過信しがちで、他の人の案を軽んじる傾向にあるでしょう。

自分が常に話の中心にいたいかどうか

多くの人は、話の中で自分を中心に置き続けることはせず、皆で会話を紡ぎます。

高圧的な人は、常に自分が主導権を握りたいと考えており、話の中心に陣取ることが多くあります。

私の以前の職場の先輩もこのタイプでした。

私が、外部から来た立場が上の人と二人で話をしていた際に「この子はその件に関しては、まだよく分かっていないので」と言いながら、無理やり話の輪に入ってきました。

そして見事に話題を自分のことに置き換える様子に、怒りを通り越して呆れてしまいましたね。

反省しないかどうか

多くの場合、人から間違いを指摘されたら反省し、次に活かすものです。

高圧的な人は、指摘されてもなかなか響くことがなく、反省に繋がりません。
自分の能力の不足を認めたくない人もいるでしょう。

高圧的な人への対処法

それでは、高圧的な人とのコミュニケーション方法について見ていきましょう。

話の中身をよく吟味する

高圧的な人の声は、いろいろな意味で大きいものです。

その一つ一つが、良いことも悪いことも、こちらに大きく響いてしまいます。

そんな時は、話の中身をよく吟味して、正しいと思えることだけを受け取りましょう。
理不尽なことは聞き流すくらいの緩やかさでいかなければ、こちらの身が持ちません。

高圧的な人と上手に接している人と話す

高圧的な人と上手に接している人の対処法を参考にするのも一つの方法です。

可能ならばその人に相談して、コツを教えてもらいましょう。
対処法を知ることができるのはもちろん、同じことで困った経験がある人と話すことで、気持ちが楽になりますよ。



まとめ

高圧的な人の特徴や行動は以下の五つです。
①自力で周囲の環境を整えない
②自分にも他人にも厳しい
③自分に自信がない
④自分の苦い経験を若い世代にもさせたがる
⑤心に余裕がない

高圧的な人とそうでない人の違いは以下の三つです。
①自分の判断を過信するかどうか
②自分が常に話の中心にいたいかどうか
③反省しないかどうか

高圧的な人とのコミュニケーション方法は以下の二つです。
①話の中身をよく吟味する
②高圧的な人と上手に接している人と話す

高圧的な人は自分のことばかり考えていて、人との距離をうまく測ることができていない人が多いものです。
その人が発するもののすべてを正面から受け止めていると、こちらが参ってしまいます。
「この人は治らない」と割り切って、消耗しないくらいの距離に身を置きましょう。



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