落ち込みやすい人の性格や特長・付き合い方・落ち込みにくい人との違いについて

皆さんは落ち込みやすいですか?

私は、ちょっとしたことでも落ち込みやすいほうです。
一方、私の友人はほとんど落ち込むことがありません。

皆さんの中にも、落ち込みやすくて、対処法を知りたい人がたくさんいるでしょう。

また、周囲に落ち込みやすい人がいて、付き合い方に戸惑っている人もいるかもしれません。

そんな時には、落ち込みやすい人の特徴や、
落ち込みにくい人との違いなどを知ることで、付き合い方を考えるヒントになるでしょう。

この記事では、落ち込みやすい人はどんな特徴があるのか、
落ち込みにくい人との違い、改善方法などをご紹介します。



落ち込みやすい人の特徴や行動5選!

まずは、落ち込みやすい人の特徴や行動を見ていきましょう。

完璧主義である

落ち込みやすい人は、完璧主義な人が多いようです。

自分が今、それをできる状況であるかどうかに関わらず、
完璧を目指してしまうところがあります。

そして、その工程で一つでもうまくいかないと、
まるですべてがうまくいっていないように感じることも。

私も、仕事のうちの一つがうまくいっていない時に、
まるで日常全体がダメになってしまったように感じたことがあります。

自分軸が弱い

落ち込みやすい人は、自分軸が弱く、
他人の意見ばかり尊重してしまう人が多いでしょう。

人にどう思われるかがとても気になり、
嫌われるのが怖いという気持ちが大きい場合もあります。

周りと足並みを揃えることが得意で、協調性があるとも言えますが、
行き過ぎると自分を追い込んでしまうかもしれませんね。

ちょっとした刺激に敏感である

繊細で、嗅覚や視覚、聴覚などから
入ってくるいろいろな刺激に敏感な場合もあります。

そのため、他者のちょっとした言葉や
振る舞いなどを真正面から受け取ってしまうのです。

そういった場合、周りの人の気持ちに、
自分の状態までもが影響を受けてしまうこともあるかもしれません。

私も、辛いニュースやドキュメンタリーなどを見ると、
自分の気持ちがそちらに引っ張られてしまいがちです。

そのため、状況に合わせて距離をとるようにしています。

過去のことをいつまでも振り返る

「昔、あんなことを言われた」「あの時、ああしておけば良かった」
などの、過去の良くない思い出をいつまでも振り返ってしまう場合もあるでしょう。

私も、ふとした瞬間に良くない出来事を思い出して、
もやもやしてしまうことがあります。

冷静に考えると、実際はささいな出来事で、
それが自分の中で大きく育ってしまっていることもあるのですが、
体と心が弱っていると、まるで今起こっている出来事であるかのように
気持ちを左右されてしまうものです。

自分と人を比べてしまう

落ち込みやすい人は、自分と人を比べてしまうことも多いようです。

そして多くの場合、周りの人たちが素晴らしく思えて、
自分を責めてしまいます。

実際は多くの人たちが、よほど近しい間柄でない人には、
いいところしか見せないようにするでしょう。

けれども、ついそのことを忘れて、
周りがスマートに生きているように見えてしまうものです。



落ち込みやすい人は落ち込みにくい人とどう違う?


それでは、落ち込みやすい人と落ち込みにくい人の違いを見ていきましょう。

ネガティブに捉えるか、ポジティブに捉えるか

落ち込みやすい人と落ち込みにくい人は、物事の捉え方が違うようです。

私の周りでも、落ち込みやすい人はネガティブに、
落ち込みにくい人はポジティブに捉えることが多いように感じます。

先日、こんな出来事がありました。

ある物事の成功率が44%であるということを知った際、
私は思わず「44%しかない」と言いました。

すると、落ち込みにくい友人は「半分くらい成功するってすごいね」と、
あっけらかんとしていました。

事実は変わらないのに、捉え方がこんなに違うなんてびっくりですよね。

気持ちの切り替えが苦手か、得意か

落ち込みやすい人は気持ちの切り替えが苦手で、
落ち込みにくい人は得意という場合も多いようです。

気持ちの切り替えが苦手か得意かで、
落ち込み続けるか否かが決まるとも言えそうですね。

トラブルがあった後に、自分は少し気まずく感じていても、相手は全然気にしていない、

なんてことを経験したことがある人もいるのではないでしょうか。

何か起こった時に、原因が自分にあると考えるか、外にあると考えるか

落ち込みやすい人は、何かが起こった時に、自分に原因を探すことが多いようです。

例えば、同じ空間に機嫌の悪い人がいた場合、
落ち込みやすい人は「私が何かしたからではないか」と考えがちです。

一方、落ち込みにくい人は
「この人に何かあったのかな」と外に原因を探します。



落ち込みやすい性格は改善できるのか?その方法とは?落ち込みやすい人とのコミュニケーション方法は?

それでは、落ち込みやすい性格を改善できるのかと、
その方法、コミュニケーション方法について見ていきましょう。

落ち込みやすいことを受け入れる

落ち込みやすい人は、まずはそのことを受け入れて、肯定しましょう。

落ち込みやすいのも、あなたの大切な一部です。

大切な人に否定の言葉ばかりをかけないのと同じように、
自分のことも否定ばかりするのをやめてあげましょう。

大切な人にしないことは、自分にもしないようにするのです。

自分を責めて辛くなってきたら、
「同じ言葉を大切な人にもかけるかな?」と考えてみるといいですね。

冷静な視点を持つ

落ち込むことがあっても、自分や状況を俯瞰して見る視点を持つようにしましょう。

ある出来事が起こり、落ち込んだとします。

そんな時に、落ち込みつつも「また落ち込んできたなあ」と、
外側から見る自分を設けるのです。

一旦、距離を置くことで、落ち着いた自分を取り戻しやすいでしょう。

なかなか冷静になれない場合は、腹式呼吸がおすすめです。

おへそから指三本分下にある丹田と呼ばれる部分を意識しつつ、
深呼吸をしてみましょう。

鼻から息を吸って、口からスーッと長く吐ききります。
続けることで、だんだん落ち着いてきますよ。



環境を整える

可能であれば、自分の周りの環境を整えるのも方法の一つです。

合わない場所に近づかないようにしたり、
ストレスのかかる付き合いを控えたりできるといいですね。

それが今すぐには難しい場合は、
自分の好きなものを用意するようにするといいでしょう。

例えば、好きな香りや食べ物、趣味に関するものなど、気が紛れるものです。

そのことで逃げ場ができるので、気持ちが楽になることも多いでしょう。

私も、これから落ち込みそうな現場に行くという時は
「帰りに好きなパン屋さんに寄って、好きなパンを買う」などの気分転換を用意します。

何が起こっても、一日を楽しい出来事で締めくくることができるので、とてもおすすめです。

お互いに感じ方が違うということを理解しておく

落ち込みやすい人も、落ち込みにくい人も、
お互いが自分とは感じ方が違うということを理解しておきましょう。

とは言え、これはとても難しいことです。

人と接する上で、どうしても摩擦は生じるものですし、
「なんであの人はこんなことを言うのだろう」「なんであんな態度をとるのだろう」
と腹が立ったり、悲しくなったりすることも少なからずあるでしょう。

そんな時に、相手と自分は感じ方が違うという前提があれば、
「うまくいかないことは当たり前なんだ」と少し楽になれるものです。

うまくいかないことに対して悲観的になるよりも、
どう折り合いを付けていくかにエネルギーを使った方が良いですよね。




まとめ

落ち込みやすい人に見られる特徴や行動は以下の五つです。
①完璧主義である

②自分軸が弱い

③ちょっとした刺激に敏感である

④過去のことをいつまでも振り返る

⑤自分と人を比べてしまう

落ち込みやすい人と落ち込みにくい人の違いは以下のポイントで分かれます。
①ネガティブに捉えるか、ポジティブに捉えるか

②気持ちの切り替えが苦手か、得意か

③何か起こった時に、原因が自分にあると考えるか、外にあると考えるか

落ち込みやすい性格の改善方法やコミュニケーション方法は以下の四つです。
①落ち込みやすいことを受け入れる

②冷静な視点を持つ

③環境を整える

④お互いに感じ方が違うということを理解しておく

落ち込みやすい人の性格や特徴や、落ち込みにくい人との違いなどについてご紹介しました。

落ち込みやすいこと、落ち込みにくいこと自体は悪いことではありません。

自分の性質を受け入れつつ、力を抜いて過ごしていきたいですね。




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