あなたは、「斜に構えた人」の意味を知っていますか？
元々は剣道の刀の構え方から、「改まった態度を見せる」という意味でしたが、
現在は真逆の「物事をまっすぐ見ない」といった意味になります。

この記事では斜に構えた人の性格や特長、
付き合い方、普通の人との違いについて解説していきます。

斜に構えた人の特徴や行動5選！

常に批判的

斜に構えた人は、常に相手と向き合おうとしない傾向があるため、
批判的な態度や行動を取るのが特徴です。

周囲や他人への不満が多く、愚痴が多いです。

どんな善人がいたとしても認めようとせず、それ故に常に孤独でいることが多いです。

相手を警戒している

他人に自分の考えや主張を曲げられたくないため、
相手を警戒しているのが斜に構えた人の特徴です。

周りと一緒になりたくない、
といつも相手を警戒してしまっています。

他人を嫌っているのではなく、周りの人との関わりに不安を感じています。

ひねくれている

斜に構えた人は相手の粗を探すクセがあり、
それが原因で嫌われ者になってしまうことが多くあります。

粗を探して皮肉な感じで指摘してきますので、誰も良い気はしませんよね。

一度粗を見つけるとそれがクセになり、自分でも気付かぬうちにひねくれてしまうのです。

すぐ人を妬む

身近な人の活躍を妬むことが多いのが斜に構えた人の特徴です。

自分を特別視しているため、自分より高いレベルの人が存在していることが許せません。

相手を妬んでも良いことはないのですが、プライドが高いことも相まってすぐ人を妬む傾向にあります。

知ったかぶりをする

斜に構えた人は、自分の知らないことでも知ったかぶりをする特徴があります。

知らないことがあるのをかっこ悪いと思っているところがあります。

自分のかっこ悪い姿を見せたくないので知ったかぶりをして、
「自分はかっこいい」とアピールしているのです。

斜に構えた人は普通の人とどう違う？

物事を斜めに見る

斜に構えた人は普通の人よりも物事を斜めに、
色んな角度から見る傾向があります。

物事を斜めに見るというのは、
見ている方向が違うだけで長所にもなり得ます。

みんな同じでいけないとされている日本では生きにくいかもしれませんが、

斜めから見ることでみんなが見えないものを見ることができます。

自分が斜に構えている自覚がない

斜に構えているかどうかは他人に指摘されないと分かりません。

通常、友達のいる人でしたら
「そこ直したほうがいいよ」などアドバイスを貰えますが、
斜に構えた人はそれを言ってくれる人もいないので気付くことができません。

自覚がないことに加え、
斜に構えた人は人の話を聞かない人も多いので厄介な性格となります。

みんなが褒めるものをけなす

みんなが褒めているものをけなすことによって、
自分は異色だとアピールしているのが斜に構えた人がよく行うことです。

本当に良いものであればけなす必要はないのですが、
周りに同調したくないのでしょう。

そういったことでしか自分の存在意義を出そうとしているのです。

斜に構えた人とどうもあわないがどうしたらよいのか？

批判されても受け流す

斜に構えた性格を直すのはとても大変なことです。

特別仲の良い友人でなければ、極力関わらないようにするのが得策でしょう。

変に批判されても受け流すようにし、耳を貸さないようにすると批判されても傷つかないで済みます。

本当はどうしたいのか考える

斜に構えた性格を直したい人は、
まず自分は本当はどうしたいのか考えましょう。

斜に構え続けていると疲れてしまいますし、
周りに人がいなくなって本当にひとりぼっちになってしまいます。

「本当は自分に自信がないから斜に構えている」のではないでしょうか？

斜に構えていても何も良いことはありません。

まずは素直になって考えるところから始めてみましょう。

わたしは高校生の頃は斜に構えた性格をしていました。

何をしても親から批判をされていたので、それが原因だと思います。

ずっと自分は一人で生きていくんだと強がっていましたが、
本当は助けて欲しかったんだと今になって思います。

前の仕事先で、ひねくれたわたしでも受け入れてくれた店長のおかげで変わることができました。

とても時間がかかりましたが、
今では「素直なところが好き」と言われるぐらい変わりました。

斜に構えた人は、時間はかかるかもしれませんが変わることはできます。

まとめ

・斜に構えた人の特徴や行動5選！
①常に批判的 ②相手を警戒している ③ひねくれている ④すぐ人を妬む ➄知ったかぶりをする

・斜に構えた人は普通の人とどう違う？
①物事を斜めに見る ②自分が斜に構えている自覚がない ③みんなが褒めているものをけなす

・斜に構えた人とどうもあわないがどうしたらよいのか？
批判されても受け流す、本当はどうしたいのか考える