依存心が強い人の性格や特長・付き合い方・普通の人との違いについて

あなたは、依存心が強い人から頼られたことはありますか?

依存心が強い人は、自分に自信がなく、
依存する相手に精神的なバランスをとってもらおうとする傾向があります。

時々だったら力になってあげられるかもしれませんが、
それが続くとこちらも辛くなりますよね。

場合によっては共倒れしかねません。

そうならないためには、依存心が強い人の特徴を知り、
ちょうどいい距離感で付き合うことが大切です。

この記事では、依存心が強い人の特徴やコミュニケーション方法について詳しくご紹介します。



依存心が強い人の特徴や行動5選!

まずは、依存心が強い人の特徴や行動を見ていきましょう。

自分で決められない

依存心が強い人は、何かを判断する場面で、
なかなか自分で決められない傾向があります。

何とか決めることができても、自分で決めたことに自信が持てず、
いつまでも振り返ってしまいます。

周りに流されやすく、多数派の意見に傾きがちでもあるでしょう。

繊細で傷つきやすい

繊細で、ちょっとしたことでも傷つきやすいのも特徴です。

誰かに怒られたなど、都合の悪いことが起こると、
必要以上に落ち込みます。

時にはパニックになって、
一人ではどうすることもできなくなる場合もあるため、注意が必要です。

自分から動かない

何かトラブルが起こったり、分からないことがあったりすると、
すぐに人に頼る人も多いようです。

自分の力で解決しようとしないため、
なかなか仕事を覚えられない場合もあります。

最初はそれでいいかもしれませんが、
それが続くと周りの人たちから見限られてしまうでしょう。

依存する誰かがいないと精神的に不安定になる

依存心が強い人は、自分で自分の気持ちを落ち着いた状態に
持っていくのが苦手な人が多いでしょう。

誰かが支えてくれないと心のバランスが取れず、
時には必要以上に自分を卑下してしまうこともあります。

恋愛をしている状況自体が好き

恋人に依存している人の中には、恋人そのものではなく、
恋愛をしている状況が好きな人もいます。

恋人のためを思って何かするのではなく、
恋人のために動くこと自体が目的になっているのです。

そうしていると安心して精神的にも落ち着くため、
無意識に恋人が途切れないように動いてしまいます。



依存心が強い人は普通の人とどう違う?

次は、依存心が強い人とそうでない人の違いを見ていきましょう。

失敗に対しておおらかかどうか

新しいことを始める時は、失敗は付き物です。

多くの人は、そのことを覚悟のうえで取り組み、
失敗の中から学んでいきます。

依存心が強い人は、失敗したくないという気持ちが強いため、
できそうな人に頼ることが多くなりがちです。

それでもし失敗しても、自分のせいではないと言えるからです。

責任を取りたがらないとも言えるでしょう。

相手の状況を考えるかどうか

人を頼る時や、思うような反応が返ってこない時、
多くの人は相手の状況を考えます。

状況によっては、今はお願いすべきでないと判断することもあるでしょう。

依存心が強い人は、その配慮が足りず、
自分の気持ちを優先して動いてしまいます。

私の知人にも依存心が強い人がいましたが、
その人は、彼氏が忙しい時にも自分の気持ちを優先して動いていました。

その結果、二人の関係は残念な結果に終わってしまいました。

時間の使い方がうまいかどうか

多くの人は、空き時間は自分の趣味にあてたり、
友人と会ったりと、自分なりのリフレッシュの方法を持っています。

依存心が強い人は、自分の時間の使い方が不器用な傾向があります。

興味を持っていることも特になく、
すべてのエネルギーを依存する相手に向けてしまうのです。

依存心が強い人が苦手・克服したいがどうしたらよいのか?

それでは、依存心が強い人とのコミュニケーション方法について見ていきましょう。

距離を置く

依存されるのが辛い時は、距離を置くのも方法の一つです。

離れている間に、向こうも頭を冷やす時間がとれるかもしれません。

また、依存の対象が他に移ることも考えられます。

急に距離を置くのが難しい場合は、
少しずつ接する機会を減らすといいでしょう。

関係性によっては、あらかじめ距離を置くことを伝えるのもいいですね。

ただし、この時は相手の様子を見て、慎重に伝えましょう。

肯定的な声掛けをする

こちらの気持ちに余裕がある時は、
肯定的な声掛けをするのもいいでしょう。

たとえ相手が結果をうまく出せていなくても
「一生懸命取り組んでくれてありがとう」など、取り組む姿勢を肯定します。

相手の自信に繋がるとともに、気にかけてもらえているということで安心して、
気持ちが落ち着くでしょう。

趣味を持たせる

関係性が近い場合は、新しいことへのチャレンジを促したり、
趣味を持つきっかけを作ったりするのもいいでしょう。

夢中になるものを作ることで、意識が分散され、
依存する人のことばかりは考えなくなります。

一人の時間の使い方もうまくなるため、
お互いにストレスがたまりにくくなるでしょう。

まとめ

依存心が強い人の特徴や行動は以下の五つです。
①自分で決められない
②繊細で傷つきやすい
③自分から動かない
④依存する誰かがいないと精神的に不安定になる
⑤恋愛をしている状況自体が好き

依存心が強い人とそうでない人の違いは以下の三つです。
①失敗に対しておおらかかどうか
②相手の状況を考えるかどうか
③時間の使い方がうまいかどうか

依存心が強い人とのコミュニケーション方法は以下の三つです。
①距離を置く
②肯定的な声掛けをする
③趣味を持たせる

依存心が強い人は自己中心的に感じられますが、
自分への自信のなさからそうなっている場合もあります。

その人自身を肯定しつつ、お互いにストレスがかかりすぎない
距離感で接していきたいですね。



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