皆さんは、周りの人の生活音が気になったことはありますか？
普通に生活していれば、誰もが自然と出している生活音ですが、
たまにそれがびっくりするくらいうるさい人もいますよね。
そういう人が近くにいると、どうしても気になって、
ストレスが溜まってしまうものです。
今回は、生活音がうるさい人の特徴や対処法などをご紹介します。
それらを知ったうえで適切な対処をすることで、
余計なトラブルを避けることができるでしょう。
生活音がうるさい人の特徴や行動5選！
まずは、生活音がうるさい人の特徴や行動を見ていきましょう。
おおざっぱで鈍感
生活音がうるさい人の中には、
意図的に大きな音を立てているわけではない人が多くいます。
大きな音を立てて生活することが当たり前になっているのです。
よく言えば、おおらかで細かいことを気にしない人ですが、
見方によっては、おおざっぱで鈍感であるとも言えるでしょう。
私も学生の時に、やたらと大きな音を立てて教科書をめくったり、
筆箱をゴソゴソしたりする人を見て、驚いた記憶があります。
周りの反応とは対照的に、本人は何も気付いていないものです。
周囲の状況が見えていない
生活音がうるさい人は、その時の周囲の状況が見えていない場合もあるようです。
それ故に、静かにしなければならない場面で騒がしくしてしまいます。
私も以前、高速バスに乗った時に、このタイプの人に遭遇したことがあります。
食べ物を開封する音が大きかったり、
車内で流れている映画に対して声を出してリアクションしたり。
さすがに一緒に乗っていた家族らしき人に注意されていましたが、
しばらく聞いていて、なんだかぐったりしてしまいました。
自分さえ良ければ良いと思っている
生活音がうるさいという自覚はあっても、
自分さえよければ周囲の事情は気にしないという人もいるようです。
若い人の中のほんの一部には、友人たちと群れることで強気になって、
大きい声や音を発生させても気にならないというタイプの人たちがいますが、
大抵は社会人になる頃には分別をわきまえるものです。
ところが稀に、立派な大人と言われる年齢になっても、
その感覚を持ち続けてしまう人がいます。
こういった人たちは、周囲の人たちから、
見苦しく幼い感覚を持った人だと思われてしまうでしょう。
ストレスを感じると物に当たる
ストレスから物に当たってしまうことによって、
生活音がうるさくなっている人もいるでしょう。
ストレスのはけ口が見出せず、
何かあると手近な物を乱暴に扱ってしまうのです。
こういった人たちは、
周りの人たちから腫れ物のように扱われてしまうかもしれません。
誰かに認めてほしいという気持ちが大きい
生活音がうるさい人の中には、イライラやストレスなどの心の不調を
周囲に気付いてほしいと思っている人もいます。
自分を認めてほしい、もっと自分にかまってほしいという気持ちをうまく表すことができず、
生活音としてアピールしてしまうのです。
生活音がうるさい人は普通の人とどう違う？
それでは、生活音がうるさい人とそうでない人との違いを見ていきましょう。
大きな生活音を立てることが癖になっているかどうか
生活音がうるさい人は、物を雑に扱うことが癖になってしまっています。
そのため、それを自覚して治そうとしても、
ついつい、またうるさい音を立ててしまうのです。
普通の人からすると「もう少し意識すればいいのに」と
腹が立つかもしれませんが、長年染みついた癖は、
すぐには治らないと理解しておいた方がいいでしょう。
集合住宅で暮らしたことがあるかどうか
生活音がうるさい人の中には、マンションやアパート、
寮などの集合住宅で暮らしたことがない人もいます。
立地条件にもよりますが、
一軒家の方が集合住宅よりも生活音に気を配らなくてもいい場合が多いものです。
そのため、比較的、生活音に対しておおらかに過ごすことができます。
そのような生活を送っていると、
「自分が出す生活音に気を付ける」という発想が生まれにくいと言えるでしょう。
家族も生活音がうるさいかどうか
生活音がうるさい人は、その家族も大きな生活音を出している場合があります。
家族全員がそうだとしたら、違和感を持つことは非常に難しいでしょう。
そのため、第三者から指摘されるまでは、
自分の生活音について自覚することができません。
生活音がうるさい人とどうもあわない・苦手・注意したいがどうしたらよいのか？
生活音がうるさい人とのコミュニケーション方法について見ていきましょう。
立場が異なる人に伝えてもらう
生活音に関する問題は、それぞれの生活や感覚、
心身の状態に関わるデリケートな問題であることが多いです。
そのため、当事者同士で直接やりとりをするのは、慎重にならざるを得ません。
できれば当事者同士ではなく、第三者的な立場の人に介入してもらった方が無難です。
職場での問題なら上司に、集合住宅の場合は管理会社や大家さん、
地区の問題であれば自治体などに相談するのが望ましいでしょう。
物理的に工夫する
同じ室内で過ごす人の生活音が気になるのならば、
道具に工夫をするのも有効です。
マットやスリッパの底を厚くしたり、椅子の足にクッション材を貼ったり、
音を緩和させるように工夫しましょう。
また、音がやまないのなら、
耳栓をしてこちらからシャットアウトしてしまうのもいいですね。
距離をとる
可能であれば、生活音を出す対象から距離をとるのもいいでしょう。
職場などの場合、席や部屋を変えるのも一つの方法です。
住居であれば、思い切って引っ越しするのもいいでしょう。
こちらは何も悪くないのに引っ越すのは、
悔しい気持ちになりますが、大きなトラブルに巻き込まれる前に
移動するのも立派な選択と言えます。
距離をとることでストレスは緩和されるため、心身を守ることに繋がります。
直接伝える場合は慎重に
生活音を出している人との関係性によっては、
直接伝えたいと思うこともあるかもしれません。
その場合は、相手を肯定したうえで、感謝の気持ちを伝えつつ、
できるだけ柔らかく伝えるようにしましょう。
相手を気遣いつつ、なぜその音を出すのか理由を聞いたりして、
歩み寄る姿勢を見せるといいですね。
相手が親しくない人や、心身のバランスを崩している人の場合、
予期せぬトラブルに発展する可能性もあるため、くれぐれも慎重に行いましょう。
まとめ
生活音がうるさい人の特徴や行動は以下の五つです。
①おおざっぱで鈍感
②周囲の状況が見えていない
③自分さえ良ければ良いと思っている
④ストレスを感じると物に当たる
⑤誰かに認めてほしいという気持ちが大きい
生活音がうるさい人とそうでない人との違いは以下の三つです。
①大きな生活音を立てることが癖になっているかどうか
②集合住宅で暮らしたことがあるかどうか
③家族も生活音がうるさいかどうか
生活音がうるさい人とのコミュニケーション方法は以下の四つです。
①立場が異なる人に伝えてもらう
②物理的に工夫する
③距離をとる
④直接伝える場合は慎重に
生活音に対する感覚は、これまでの生活や、今の心身状態などに影響されます。
自分も周りに迷惑をかけないように気を配りつつ、穏やかに解決していきたいですね。
